谷根千の散歩は、食べ歩きもアートも下町の雰囲気も楽しめて人気があります。
実はそんな谷根千散歩は、子連れでも楽しいんですよ!
東京・下町に住んで30年になる私が、谷根千エリアがはじめてなパパさんママさんに向けた、子連れでも楽しい谷根千散歩コースをご紹介します。
もちろん子連れじゃない方でも楽しめます!
▼お出かけをとことん楽しむ「dエンジョイパス」。今なら31日間無料!▼
[kanren postid=”1531″]
谷根千(やねせん)地区とは
谷根千とは東京の谷中・根津・千駄木周辺のエリアをさした言葉です。
根津や千駄木は東京メトロ千代田線の駅名ですが、谷中駅は存在しませんので、注意が必要です。
JR日暮里駅と鶯谷駅、東京メトロの根津駅と千駄木駅の、その4駅をゆるい丸でつなぐと、ざっくりと谷中地区になります。
枠で囲った部分がざっくりと谷中です。
谷根千散歩コースの魅力①、下町の雰囲気を存分に味わえます。
大規模再開発の手がついていないため、古くからある商店と、古民家をリノベーションして出来た新しいお店が混在しているのが、谷根千の魅力です。
店舗それぞれが元気で個性的。
味も品揃えも雰囲気も、この谷根千でしか味わえなかったり、買えなかったりするお店がほとんどです。
お寺や神社も多く、散歩するだけで、東京の下町の風情を感じることができます。
谷根千散歩コースの魅力② こどもにとって、発見の魅力を教えてくれます。
下町の路地はこどもにとって、探検のようなもの。
道草を食う。という言葉がぴったりなのが、この谷根千散歩の魅力です。
都市開発で整備された快適な街並みは程遠いのですが、その分、ひとつひとつの風景に、そうなっただけの歴史や意味があります。
この細い路地の向こうに何があるのか。
ワクワクします。
谷根千散歩コースの魅力③ 歴史に触れながら、感性を磨けるアートゾーン
今回紹介する谷根千散歩コースの中には、200年続いた銭湯をリノベーションしたギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE(スカイザバスハウス)」があります。
普段知っている美術館とはまったく違う佇まいです。
そこでも、こどもの「なんで?どうして?」は刺激されます。
アートに触れながら、銭湯の歴史にも触れる。
当たり前と思っている便利な生活。
そういったことについて考えるきっかけが溢れているのが、谷根千のまたひとつの魅力です。
谷根千散歩コースの魅力④ 食べ歩きのおやつが美味しい。
こどもにとって、大事なモチベーションはおやつ。
それはこどもに限ったことではありませんが(笑)
谷根千散歩の魅力に、食べ歩きのおやつが絶品ということがあります。
谷中メンチ
谷中銀座商店街には、食べ歩きに絶好なお店があります。
その一つが谷中メンチです。
回転がいいので、揚げたてのアツアツで提供されます。肉厚でジューシー。
むすめも大好きです。
谷根千散歩コース|谷根千・国立科学博物館ルート
では、実際にお散歩コースを辿ってみましょう。
日暮里駅からスタートして、ゴールは上野の国立科学博物館。
所要時間は約2時間の谷根千・国立科学博物館ルートです。
日暮里駅からスタート|谷根千散歩
JR日暮里駅オリジナルキャラ、ニャッポリのスタンプを楽しみましょう。
こどもはスタンプが大好きです。
JR日暮里駅ではお手製のお散歩MAPも配布されています。
下御隠殿橋トレインミュージアム|谷根千散歩
電車好きの男の子が居るなら、この橋はオススメ。
日暮里駅の西口を出てすぐの場所です。
いっぺんに多くの電車や新幹線を眺められる絶好のスポットです。
ただし、ここで張り付きになってしまい、散歩がはじまらない可能性があります。笑
ゆうやけだんだん|谷根千散歩
なんてことはない階段なのですが、スロープもありますので、こどもにとってはちょっとしたアクティブスポット。
谷中銀座商店街が見通せる写真が撮れるので、記念写真を撮るのにはいい場所です。
猫もよく居ます。
谷中銀座商店街|谷根千散歩
味のあるお店が連なる商店街。
定番はメンチカツですが、甘味もあります
HAGISO|谷根千散歩
谷中銀座商店街の奥まで行って、Uターンします。
商店街の入口まで戻ったら、商店街を背に右に曲がりましょう。
甘味屋さんが目印です。
かき氷で有名なひみつ堂を通り過ぎ、路地をしばらく歩くと「HAGISO」が見えてきます。
カフェ・展示・イベント・宿泊施設まで。最小文化複合施設「HAGISO」には、とてもゆったりとした時間が流れています。
「谷根千」の言葉のはじまりとなった、伝説の地域雑誌「谷中・根津・千駄木」の志を継いだのが「HAGISO」とされています。
ここに集まるみなさんの、この空気を大切にしようといった気持ちが感じられる、素敵なお店です。
防災広場 初音の森|谷根千散歩
「HAGISO」を過ぎてしばらく歩くと、大きな広場が見えてきます。
遊具施設などはありませんが、子供が駆け回るには十分な広さです。
[aside]道が狭いので注意
「HAGISO」や「初音の森」がある道は、狭い道ながら、車の通りもある道です。
車には注意しましょう。[/aside]
kokonn|谷根千散歩
暮らしの道具とカフェのkokonn
2階ではワークショップや展示会も開催。
おじいちゃんおばあちゃんのお家に来たような感覚になります。
tokyo bike shop yanaka|谷根千散歩
東京バイクのショップもあります。
自転車だけでなく、ファッションやバック、小物までを扱い、自転車のある生活を売っています。
カフェもあり、ひと休みできます。
あたり|谷根千散歩
谷中ビアホールやカヤバベーカリーといった粋なお店が集まっているのが「あたり」。
こちらは3軒の古民家をリノベーションしただけあり、店舗どおしの道すらも、演出になっています。
井戸もあるので、子供は楽しい体験ができます。
SCAI THE BATHHOUSE(スカイザバスハウス)|谷根千散歩
200年以上続いた銭湯がギャラリーに。
銭湯だった名残である高い天井を活かした、開放感あるつくりです。
海外の作家作品に身近に会えるのも、このギャラリーの良い点。
日本ではなかなか出会えない色味に出会えるので、こどももよく連れていきます。
上野公園|谷根千散歩
東京芸術大学のキャンパスを抜けると、上野公園が見えてきます。
東京芸術大学の学生がつくったモニュメントも展示されています。
国立科学博物館|谷根千 散歩
上野公園を通り抜け、ゴールの国立科学博物館です!
お疲れ様でした!
[box class=”yellow_box” title=”あわせて読みたい”]
【レポ有】休日の上野・国立科学博物館「コンパス」整理券をゲットする3つのポイント
【上野・国立科学博物館】子連れのプラネタリウム入門「THEATER36◯」が最適すぎる4つ理由
【上野・国立科学博物館】忙しいお父さんのため「コンパス」活用法まとめ
[/box]
谷根千散歩 まとめ
お散歩ルートがいくつも存在する谷根千エリア。
こんな趣のある街を、大人だけのものにしておくのは勿体ないです。
お子さんがちょっと背伸びするようなノスタルジーを、一緒に楽しんでくださいね。
谷根千になれてきたら、独自ルート開発も楽しんでみてください!
ここではご紹介しませんでしたが、スイーツの名店もたくさんあります!
けん( @ikukenlabo )でした。
コメント