我が家では、毎日2.3冊の絵本を読んでから寝るのがルーチンワーク。
そんな私が読んできた中で、これはオススメしたい!という絵本をご紹介します!
【絵本】まるでサーカス!視点をズラす楽しさ!「どこどこハート」
名作「かおノート」でも人気のtupera tupera(ツペラツペラ)さんによる絵本「どこどこハート」
1歳から2歳のこどもにオススメの絵本です。
どこどこハートの基本情報
[aside type=”boader”]どこどこハート
tupera tupera(ツペラ ツペラ)
定価 864円(本体800円+税)
発行年月 2014/1
ブロンズ出版
http://www.bronze.co.jp/books/post-88/
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tupera tuperaの略歴
亀山達矢と中川敦子によるユニット。2002年より活動を開始する。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、アニメーション、雑貨など、様々な分野で幅広く活動している。絵本など、著書多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。
京都造形芸術大学 こども芸術学科 客員教授
内容紹介
「どこどこハート」は1歳から2歳くらいまでのこどもと一緒に読むのが、オススメの絵本です。
造形もリズムも感覚的に訴えかけてきますので、物事の道理がわかっていない小さなこどもでも、一緒に楽しめます!
「どこどこハート」には<さあ一緒に、絵の中のハートを探しましょう!>といったような、無粋なことは書いてありません。
中扉をめくると、こうです。
ケッコー あさから おおさわぎ
どこどこハート
そして絵は、
にわとりの「とさか」と「にくすい(喉のびらびらしてるところ)」がハートになっています。
「どこどこハート」という言葉は、リズムでもあって、謎かけのはじまりでもあって、そんなに長いワードでもないので、ことばを覚えてはじめの小さい子にちょうどいいんですよね。
私「どこどこハート?」
むすめ「んあ!(指差す)」
みたいなやりとりを繰り返してページは進みます。
ハートのかたちは、いろんなの絵の中にまぎれ込みます。
女の子のリボンから、豚さん、カニさん、髭男爵まで!
唄うように読み進めながら、ハートをさがす私たちは、ハートがまぎれこんだ不思議な世界を共にする、サーカスの旅芸人にでもなったよう!
ハートのかたちは有名ですが、形容詞のような使われ方をすることが多いので、だいたい表現のパターンが決まっている「ハート」。
「どこどこハート」は、その「ハート」の見方をどんどんずらしていきます。
こどもにとっては観察眼を養える絵本だと思いますが、おとなにとっても、ものの見方を問われているような(色々と見過ごしてませんか?といったような)、刺激になる絵本です。
展覧会情報
2017年の11月5日まで横須賀美術館でtupera tupera 展やってます!
[aside type=”boader”]ぼくとわたしとみんなの tupera tupera 絵本の世界展
期間
2017年9月9日(土)~11月5日(日)
*11月3日(祝・金)は無料観覧日です。
休館日
10月2日(月)
観覧料
一般 900(720)円
高大・65歳以上 700(560)円
中学生以下 無料
公式ホームページに割引券あります。
http://mobile.yokosuka-moa.jp/201709070371610/[/aside]
横須賀美術館自体も大変素敵な美術館ですが、そんな横須賀美術館でツペラツペラ展をやっているだなんて!
これは行くしかありません!!
[aside]2017年11月3日は無料鑑賞日です![/aside]
まとめ
まるで旅芸人にでもなったかのような不思議で楽しい世界観の「どこどこハート」
読んでるおとながハッとさせられる気づきが溢れています。
「どこどこハート」オススメです!
というわけで、こどもと素敵な時間が過ごせますように!
けん
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